ベアリングの知識と選び方
●ベアリングとは
スケートボードのスピードを左右する重要なパーツ
1つのウィールに対して2つ、計8つのベアリングを装着します。
そのためベアリングは通常8つセットで販売されています。
ベアリング選び方に重要なのは、ABEC(エイベック)と呼ばれる規格と、信頼できるブランドを知っているということです。
●ベアリングの規格ABECとは
ABECは、ベアリングの回転のしやすさを決める規格です。
スケートボードで使われているベアリングは通常、3、5、7の3種類で、まれに1と9もあります。
数字が大きいほどスピードがつきやすいです。
数字が大きいほど値段も高くなっていきます。
●ベアリングブランド
スケートボード専用ベアリングとして販売されている物の中には、オーリーの衝撃に耐え切れず壊れてしまう安価で粗悪なものも数多く存在します。
ベアリングで最も有名なブランドはBONES
業界で最高品質のベアリングカンパニー
質と値段が両方高く、信頼のおけるブランドというイメージです。
セラミックやスイス、レッドなど、値段に応じてクラス分けされたベアリングが販売され、これらを選べば間違いはないでしょう。
他にもNiNjAや、miniLOGO、independentも有名です。
クラスでオススメしているのは、Nibansenji。
通称NSBと呼ばれ、低価格ながらボーンズスイス並に走るとゆう噂の、優秀なベアリングです。
●ベアリングのタイプ
ベアリングは内部の回転性を持続するために使われているオイルの種類によって、グリスタイプとオイルタイプがあります。
グリスタイプは半永久的に持続するグリスオイルを使用しているためメンテナンス不要で、外部からの衝撃によって壊れるまで一定の性能を持続します。
オイルタイプは定期的に専用のオイルを注入しメンテナンスをしないとかいてんが遅くなり壊れることがありますが、ちゃんとメンテナンスすればグリスタイプよりもスムーズに回転します。
●メンテナンス
オイルベアリングは使っているうちに内部のオイルが切れ、乾いた音がして徐々にスピードが落ちやすくなります。この状態を無視したまま滑っていると、中身が壊れて全く進まなくなったり、バラバラになった部品が飛び出してきます。これを防ぐために、別売りのオイルを定期的にさしてやるようにすると長持ちします。
ここで注意したいのが、ホームセンターに売っている工業用のものではなく、スケートボード専用のオイルを使用することです。
ベアリングのシールドの間にマイナスドライバーなどを差し込んで外し、内側に少量さすようにしましょう。
シールドが外しにくい場合は、シールドの隙間からさしても構いません。メンテナンスの際に綿棒などで内部のゴミを掃除してやると更に良いでしょう。
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